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シンチレーションファイバー(プラスチック製光ファイバー)

シンチレーションファイバーは、放射線検出に用いられる発光ファイバーです。本ページでは、ラインナップ(発光ピーク/減衰時間/減衰長)、構造・材質、伝送減衰データを掲載しています。

機能・特長

シンチレーションファイバーは、プラスチック製光ファイバーの一種です。
蛍光剤入りポリスチレン樹脂のコア(内側)と、メタクリル系樹脂クラッド(外側)からなる(一層または二層の)多層構造で、放射線を受けると発光します。

高速応答

高い光出力

設計自由度

ラインアップ(銘柄毎の特性値)

DescriptionEmissionDecay time
[ns]
Att.Leng.
[m]
Light yield
[photon/MeV]
Characteristics
Color Peak[nm]
SCSF-78 blue4502.8>4.0≳14,000Long Att. Length and High Light Yield
SCSF-81blue4372.4>3.5≳11,000Long Att. Length
SCSF-3HF(1500)green5307>4.5≳8,0003HF formulation for Radiation Hardness

※掲載データは比較検討用の代表値です。測定条件により値は変動します。保証値ではありません。
※掲載データ:1mmφ、マルチクラッド、Non-Sタイプの測定値

CERN LHCb

イメージ:プラスチックシンチレーションファイバー(PSF)

シンチレーションファイバー(プラスチック製光ファイバー)は、スイス・ジュネーブ郊外にあるセルン研究所のLHC(大型ハドロン衝突型加速器)で行われている「LHCb実験」に使われています。LHCb実験では、素粒子同士を衝突させ、そのときに発生する多数の粒子の動きを正確に捉えることで、宇宙や物質の根源に迫ろうとしています。その飛跡を記録するための検出器に、本材料が利用されているのです。

技術データ(伝送損失)

※掲載データは比較検討用の代表値です。測定条件により値は変動します。保証値ではありません。

SCSF-78

グラフ:SCSF-78

SCSF-81

グラフ:SCSF-81

SCSF-3HF (1500)

グラフ:SCSF-3HF(1500)

発光スペクトル

※掲載データは代表値です。測定条件により値は変動します。製品仕様の保証値ではありません。

<SCSF-78>

グラフ:SCSF-78

<SCSF-81>

グラフ:SCSF-81

<SCSF-3HF (1500)>

SCSF-3HF(1500)

減衰長の測定方法

全生産品に対し、3mファイバーサンプルを用いて減衰長を定期的に測定しています。
図中の減衰曲線(例)は、極めて近距離を除き単一指数関数式 I(x)=IDexp(-x/ג) で近似されます。減衰長 ג は x=100cm から x=300cm の間のデータを用いて算出されます。

グラフ:シンチレーションフイァバー 減衰長の測定方法
図:減衰長の測定方法

輸出貿易管理令

シンチレーションファイバーは、軍事用途に転用されるおそれがある品目として、輸出貿易管理令で定めるリストに掲載されています。このため本品目を輸出するには、日本の経済産業大臣の承認が必要となるため、販売の都度、最終使用者及び用途を確認する必要があります。
そのため、最終使用者及び用途を確認・検証する必要があり、最終使用者及び用途によっては一部のお問い合わせをお受けできない場合があります。

タイプ別の仕様・特性を見る

技術情報

スペクトル・特性データ

発光スペクトル、減衰時間、減衰長などの技術データを一覧で確認できます。比較検討にご活用ください。

イメージ:技術データ

製品カタログ

カタログはこちらからダウンロードいただけます。

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お問い合わせ

製品に関するお問い合わせはこちらから。

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